こんにちは!SARAです!
みなさん火傷をしたときの応急処置ってどうしてますか?実は大人と子供でやっていい処置とダメな処置があるって知っていましたか?
「万が一」の時のために知っておくといいかなぁと思い、調べたことを記事にしてみますね!
火傷の処置にラップを巻くのは実はダメ?

そのあたりからいわゆる「ラップ療法」というものが一般的に認知されてきたようです!
ですが、日本熱傷学会によるとこの方法は下記のように記しています。
日本熱傷学会としては医師が熱傷治療において非医療材料(食品用ラップなど)を用いることは厳しく制限されるべきであると勧告する。
(略)
特に感染に対する抵抗力が弱く、一部の細菌が生産する毒素に対する抵抗を有しない乳幼児においては重篤な症状が引き起こされる危険性が高く、決して用いてはならない。
この日本熱傷学会の見解の要点をまとめてみました!
・医師が医療用の材料を使ってやる処置である
・医療用の材料を使ってラップ療法をする場合でも必ず感染症に注意する必要がある。
・食品用のラップは当たり前だけど非医療用材料なので感染症のリスクがある。(重篤化した場合もある)
・素人判断で火傷にむやみにラップを巻かない
・乳幼児には絶対にやらないこと

火傷の処置はどのようにするの?大人と子供では違うの?
基本的に、家庭で出来る応急処置には限度があります。また、やけどの度合いで変わってくるのでひどいと感じた場合はすぐに救急車を呼びましょう。
受傷してしまったら、まずはすぐに冷やすことが重要です。
水道水で構わないので、少なくとも20分程度は流水で流すことで、症状が進むのを抑え、痛みを和らげる効果があります。
洋服を無理矢理脱ぐことで、傷害された皮膚も共に剥離してしまうため、まずは衣類の上から水で冷却して下さい。
引用:https://www.nms.ac.jp/kosugi-h/section/plastic-surgery/guide_copy_2_copy_4_copy.html
このやり方は大人も子供も変わらないようです。
ポイントは、火傷がひどく皮膚が洋服に張り付いてしまっている場合は無理に剥がさないこと!ですね。
まとめ
テレビで見てついついマネをしてしまいそうになりますが…。
やっぱり、素人判断は怖いものがありますよね。まずは落ち着いて火傷の度合いを確認し、手に終えない場合はすぐに救急車を呼びましょう。