
毎夜、娘の寝かしつけ中についついアプリで漫画を読んじゃうんですが…
久しぶりにどハマりして、ポチッと全巻大人買いをしてしまった漫画。
その名も「セブンティウイザン〜70歳の初産〜」。
70歳で…初産?!いやいやないっしょっ!!て感じで読み始めたら…。
あれ?おかしいな…
大 号 泣!!
以降、ドハマリしまして最新刊が発売されるとすぐにポチッとしちゃいます笑
▲▽目次▽▲
セブンティウイザンあらすじ
65歳で定年を迎えた江月 朝一(えづき あさいち)。

出世こそ出来なかったが、意地で勤め上げた会社から帰宅すると、妻 夕子(ゆうこ)から信じられない告白が…。

「妊娠しました。」
…そう告げられるもすぐに理解が出来ない。
だって妻は自分よりも年上の70歳!
たしかに身に覚えはあってもまさか妊娠するなんて思っていなかった。
朝一の頭に様々なリスクがよぎる。妻の身体が心配。お腹の子に何かあったら…。
「それでも私は産むんです…そんなあなたと結婚したんだから」
妻の決意は固い。色々と不吉な考えがよぎるが妻の確固たる決意についに朝一も覚悟を決める。
そして、二人三脚、超高齢出産と育児が始まった。
セブンティウイザンにハマるポイント
高齢者が故のナチュラルな自虐が面白い
セブンティウイザンの魅力は、めくるめく生活の中にナチュラルな自虐を放り込んでくるところなんです。
つわりで苦しむ妻に向かって
たしかに、頭痛やめまい、吐き気を訴えたら疑っちゃうかもしれませんね。軽快なツッコミが思わず笑ってしまうんです。
不妊治療を経てからの超高齢出産のため共感ポイントがたくさん
実は予想外の妊娠だったとはいえ2人は何年、何十年と赤ちゃんを望んでいたんです。
不妊治療をしている中で周りが妊娠していく辛さや孤独感。
つわりが酷く、不安が多い妊娠期間。
そして慣れない育児に奮闘し、産後も続く後陣痛。母乳が出にくく、なかなか増えない赤ちゃんの体重に一喜一憂したり。
幅広い読者層で共感出来るマンガです。
うちの旦那よりイクメンじゃん!
妊娠中はもちろん、産後も出来る限り全力でサポートしてくれる夫に感動。
何気ない感謝の一言が結構グッときます。
「夕子の料理が一番旨いから」
それでいて、いつも妻の意見を尊重し、いい意味で尻にひかれてる所が微笑ましいです。
娘「みらい」ちゃんがとにかく可愛い

赤ちゃん特有の擬音が胸キュン
赤ちゃんってそういえば色々と音を出しますよね?それを見事に擬音にしてくれている。
読んでるだけで胸がキューンとなっちゃいます。
1巻ごとに成長するみらいちゃん。気分はまるで親のよう。
漫画なんで当たり前なんですけど笑
1巻ずつみらいちゃんが成長するんですよね。
寝返りを頑張ってしている様子に、SARAはページをめくる手が止まらなかったです笑
そして無事に寝返りを終えた瞬間は…
ぬあああああ〜おめでとう〜!!!(うるさいww)
最新刊のみらいちゃん
最新の第4巻ではついに!みらいちゃんが保育園に入園します!!

こちらもまた見事に「ならし保育中」の親のハラハラ感や、葛藤を描いてくれてるんです。
また、みらいちゃんが保育園で覚えてくる言葉や仕草にいちいち感動!!!
みらいちゃんのドヤ顔にぜひ注目ですよ。
どうしてこんなに心に響くのか?
育児に関する本や漫画ってやっぱり感動しちゃうし、もち子と重ねてしまう部分があるんですよね。
そんな中でも、セブンティウイザンはSARAの心のツボにミラクルヒット!!
その理由を考えてみました。
限りある時間の中で育児に真剣に取り組んでる。
主人公は65歳と70歳。
夫は定年を迎え、子供が出来ないから代わりにと飼っていた愛犬もついに天国へ。もう思い残すことはないと思っていた2人。
ですがみらいちゃんが産まれてからは、より長く生きて、より沢山の思い出を作ろうと2人で育児を楽しんでいるんです。
ママ、パパである日々がいかに一瞬か。そして命は有限である事を再確認させられます。

セブンティウイザンを読むと、必死でママを求めて泣く声や、些細ないたずらをしては構ってもらおうとする小さな手が、いつかは大きくなり親の手から離れてしまう事を思い出します。
そして当たり前に明日が来ることがどれほど尊いかも感じさせられます。
一気読み間違いなし
とりあえず1巻だけ…と思ったものの、みらいちゃんが気になりすぎて追加でまとめ買いしました。笑
プレママさんや、育児にお疲れ中のママさんはもちろん!
おじいちゃんおばあちゃんにもおススメです!