こんにちは!SARAです♪
「令和」がまもなくスタートしますが、万葉集から出典されたのはご存知ですよね!
今日は、その万葉集の現代語訳を分かりやすく簡単に!記事にしてみますね♪
▲▽目次▽▲
令和は万葉集から出典!現代語訳をわかりやすく簡単に解説!
新元号「令和」。なんとなく、柔らかい女性的な響きがしませんか??

万葉集の「梅花の歌」が出典元になっている
万葉集といえば…日本最古の歌集です。
奈良時代、貴族はもちろん平民まで読まれており当時の人々の娯楽に分け隔てなく寄り添った歌集です。
この点について安部首相も「幅広い階層の人が読んだ歌が収められており、豊かな文化と伝統を象徴している国書」と解説していましたね。
4000を超える歌集が収められている万葉集。
その中から、「令和」の出典元に選ばれた「梅花の歌」はいったいどんな歌なのでしょうか。見てみましょう♪
~梅花の歌~
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を披き、
蘭は珮後の香を薫す。
出典元:万葉集より

なんとなく綺麗なニュアンス!!でも、やっぱり分かりにくいなぁ!
現代語訳にするとどうなるの??
上記の「梅花の歌」を分かりやすく現代語訳するとこうなります。
初春のよき月に、空気が澄んでいて、
心地よい風が吹いています。
梅の花は鏡の前で女性がはたくおしろいのように、白く咲いています。
蘭は高貴な女性のお香のような香りを漂わせています。
お花がテーマになっている歌だからかな?
やっぱりニュアンスが柔らかくて素敵すね♪
この歌は大伴旅人が親しい友人を招いた宴で詠まれました。
梅の花が開花することで、春を感じ、訪れを喜んでいる様子がよく分かりますね。
この歌から「令」と「和」を取って「令和」になったんですね♪
令和は万葉集から出典!込められた願いとは??
実は今までの年号はすべて中国古典から採用されていました。
ですが今回初めて新年号に日本の古典が選ばれたのです。
さらに、身分の違い等関係なく親しまれていた「万葉集」から新年号のアイデアを抜粋したのにはどんな願いが込められているのでしょう??
阿部首相の談話にて語られていました。
「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという願いが込められている。」
首相談話より
日本の更なる発展を期待させるようなニュアンスですね。
さらに「人々が美しく心を寄せ合う」という点。
SNSが普及し言葉の暴力が蔓延る現代の殺伐とした人間関係を少しでも癒したい。
そんな気持ちが汲まれませんか??
令和は万葉集から出典!現代語訳をわかりやすく簡単に解説!まとめ
新年号は2019年5月1日から!!
とっても楽しみです♪
なんと書店では万葉集が売れているとか…!
「令和」のおかげでほんの少し日本の経済がまわるかもしれませんね!