こんにちは!SARAです!!本日はゴールデンウィーク&こどもの日。お昼から娘(愛称:もち子)とピクニックに行ってきましたよ!暑かったし疲れた…。お肌をメラメラ焼いてしまいました。(今年31歳。ツラたん泣)
夜、もち子とお風呂に入りながら「大きくなったなー」って思ったんです。
生まれたときは2700gだったのにいつのまにか9500gに!んまぁ、どーりで抱っこ紐してると肩がバキバキになるもんです。
こどもの日に改めて子供の成長を感じた今日。
もち子の出産エピソードを少し語ってみたいと思います。
▲▽目次▽▲
無痛分娩と副作用について
無痛分娩って何?
無痛分娩はお産の時に脊椎から麻酔をする事(硬膜外麻酔)で痛みを取り除きます。
痛みを少し残すことが出来る「和痛分娩」という選択も出来るようですが、SARAは完全なる無痛を希望しました。
どうして無痛分娩を選んだのか?
実は、以前にSARAは「卵管造影検査」という子宮の検査を受けたことがあるんです。
やられた方は分かりますよね??汗
もうめっちゃ痛い!!!(でも全く痛くないと言う人もいてさ!おったまげー!)
検査の前に看護師さんからは「生理痛の強い程度の痛みがきますが大丈夫ですよー」なんてふんわり励まされてたのに。
SARAは痛みと怖さでまさかの失神したんですわ…アチャー。多分痛みよりも恐怖心が強く出ちゃったのかも。
要するに、痛みに弱いから無痛分娩を選択したってことです笑
お産でも失神したらせっかくの感動シーン見逃すかと思いまして。
まぁ、そんな理由です!中には高血圧だから〜とかちゃんとした理由で無痛分娩されてる方もいますよね。しかし痛みに弱いから…だとしても立派な理由です!
麻酔による副作用はあるの?
SARAの場合は全く副作用を感じませんでした。ですが、人によっては下記のような副作用が出ることもあるようです。
- 頭痛がしたり吐き気を催す
- 息苦しくなる。
症状が出たらすぐに伝えましょう!!この後デメリットでもご紹介しますがSARAは心配事があるとすぐに喚き散らしてました笑
無痛分娩のパターン
無痛分娩には2つのパターンがあります。
その1 自然に陣痛を待つ。
これは赤ちゃんのタイミングを待ってあげられますよね。陣痛開始から、だいたい子宮口7cmまで耐えます。その後背中に針を刺し、麻酔をかけて下半身の痛みを取ります。
その2 計画的に陣痛を起こしお産をする。(計画無痛分娩)
こちらはあらかじめお産の日取りを決めて行います。1日前くらいに入院をし、子宮口が開いていない場合はバルーン処理を行い、同時に陣痛促進剤を使用して子宮口7cmまで開くのを待ちます。SARAはこの方法でお産をしました。
子宮口にその名のとおり風船を入れて生理食塩水を注入し膨らませます。風船とともに子宮口を押し広げる処理です。
バルーン処理も痛くて有名なんですがSARAは深呼吸しまくってたら、処理中ほとんど痛みを感じませんでした。
無痛って本当に痛くない??
実は…上記でも触れたとおり子宮口7cmまでは耐えるんです!!
ちなみに赤ちゃんが出られる子宮口サイズは10cm。
と言うことはしっかり痛いんです!!
たまーに、はじめから最後まで痛みがないと思われてる方がいるんですが実は結構痛みを感じている時間が長いんですよね…。
SARAも壁を叩いて唸るくらいまでの痛みは耐えましたよ笑
でもありがたいことに失神はしませんでした…。
無痛分娩のメリットデメリット
- あっという間に痛みから解放される
- 落ち着いてお産が出来る
- 会陰切開の痛みも全くなし
- 産後の回復が早い
SARAはこの4点が本当にやって良かったと感じるメリットです。
特に分娩台の上で、先生や助産師さんの指示をきちんと聞けて呼吸をしたのでかなりお産が早かったです。
「お名前決まってるんですか?」とか、ちょっと談笑したりも出来ました。
無事に産まれた後は会陰切開部分の縫合をするのですがこちらもThe無痛☆
病室に戻った後も4時間後くらいにはスタスタ歩いてたので同室のママさんに「本当に産んだの?!」なんて驚かれちゃいました笑
- バルーンで思ったように子宮口が開かなかった
- 陣痛促進剤がなかなか効かずに微弱陣痛が長かった
- 麻酔が効きすぎてしまった
実はSARAがお産にかかった日数は2日間!
初日は陣痛促進剤が効かずに微弱陣痛のまま終わりました…。子宮口だと4cmくらい。だらだら痛い感じですね。
またバルーンを膨らませてもなかなか子宮口が開かず3cmまでが限界でした。
結局は先生の内診の時に子宮口をグリグリして(いわゆる内診グリグリですねw)本陣痛に繋がりました。
先生や助産師さんが子宮口の開きを見るために指を膣の奥まで入れて内診する方法です。
これがまた痛いんですよね泣
SARAは痛すぎて先生を蹴っ飛ばしてしまいました笑
痛みがMAXの時に麻酔をしてもらいましたがどうやら効きすぎてしまい、自力で歩くことが困難に。
なので陣痛室から分娩台まで車椅子&夫のお姫様抱っこで移動しました。
また感覚がない分、いきむのが難しかったです。ですが、事前勉強でいきむ感覚はウ〇チをするときの力の入れ方と似ていると!!調べておいたのでその通りにしました笑
結果先生には「感覚がないとは思うえないくらい上手ですよ」と褒められました。
無痛分娩のリスク
無痛分娩って最高!と言いたいところですがやはりリスクもあります。特に無痛分娩に関する悲しいニュースを目にしたりするとプレママさんは不安になってしまいませんか?SARAも実は超不安でした。
なのでしっかりとリスクを確認してから決めてみたほうがよいと思います!
- 微弱陣痛が長引いてしまい赤ちゃんが苦しくなってしまう
- 硬膜外麻酔がうまく入らず麻酔が上半身にかかってしまい心肺停止になる恐れがある。
この2点は事前に調べたり、先生や看護師さんに教えてもらったリスクです。硬膜外麻酔って背骨の下辺りに打つんですがちょうど神経とかが集中しているデリケートな部位なんですって…。
確かに1番はじめに打ったときは麻酔が上半身に効いてしまい慌てて先生が針を入れなおしていたのを覚えています。
疑問点や自身の症状はどんな些細なことでも声に出して伝えてくださいね!我慢は禁物です。
【実録】私のお産のオハナシ
ここからはSARAがもち子を無事にこの世に産み落とすまでの細かなタイムスケジュールを公表しますね。
ですがお産はまさに十人十色。人によってさまざまかと思うのですが、参考程度にお読みいただけると嬉しいです♪
もち子誕生秘話
12月某日 午後3時 産院到着&入院手続き
ちなみにこのときは38週でした。もち子は推定2500g。結構お腹が目立ちますね。

ベッドに着くとすぐにNSTモニターと採血。あっという間に夕飯&シャワーで結構ドタバタでした。
夜8時に、非常勤の女医さんにバルーン処置をしてもらい就寝。あれ?意外と痛くないしイケる!と思って眠りにつこうとしました。
夜中1時を過ぎた頃から痛くて横になれない。朝まで座位で耐える。
バルーンは入れるときより入れた後が辛かったです。。
当たり前ですがものすごい異物感ですし、横になるのも辛くて朝までベッドを90度にした座位で過ごしました。
途中看護師さんが心配してNSTをつけてくれますが、陣痛は起きておらず。バルーンという異物を排出しようとしている痛みのようでした。
朝10時 陣痛促進剤投与開始
眠れずに朝を迎えてしまいすでにぐったり。内診では子宮口2センチとの事…!!あんなに痛かったのにたった2センチ…泣
朝ごはんを終えて陣痛促進剤投与。産院によっては錠剤から投与する場合もあるようでしたがSARAのところはいきなり点滴からでした。
午後4時 子宮口4センチ・微弱陣痛のまま1日目終了
朝から促進剤を使いましたがこの日は本陣痛に繋がらずタイムアウトでした。ですが微弱陣痛は起きているので痛い…。
寝不足と促進剤点滴&バルーン入れっぱなしだったため疲弊してました。でも夕飯食べてシャワーも浴びられましたし雑談する余裕はありました。
午後7時 硬膜外麻酔の針を入れる
いつ本陣痛になっても良いように背中に針を入れました。少し痛みはありましたが日々の採血の方が痛かったです笑
きちんと針が入っているか確認するため微量の麻酔を注入。ふわ~と痛みがなくなる事にびっくり。
バルーンの痛みもなくなったため朝までグッスリ眠る。笑
いよいよ出産当日 朝10時 再び陣痛促進剤投与開始
朝になると全く痛みがなく、逆に大丈夫なのか不安に…。ですが先生には「今日産みましょうね☆」と明るく言われました。
昨日と同様陣痛促進剤の点滴を投与開始。30分ごとに点滴量を増やしていくもまたもや微弱陣痛止まり。
午後3時 あれ今日も無理かな…なんて思ってたら。
午後になりSARAは既にあきらめモード。笑
また明日朝から点滴かなぁなんて思っていたら!!先生登場からの渾身の内診グリグリ!!!
あまりの痛さに先生を蹴っ飛ばす笑
ですがここから一気に本陣痛に!痛みで唸る程度に。
いよいよ麻酔注入!…あれ?手がしびれるぞ??
もう無理って段階で子宮口7センチでした。先生から「よく頑張りました~」っと褒めていただき、いよいよ麻酔!
ですが、あれれ?
下半身も若干痛みは薄れるけど手が痺れて来た!!怖くなり助産師さんに「手が痺れます」と言いまくる。笑
先生が再度確認するとうまく針が入っていなかった様子。昨日は微量の麻酔だったため手は痺れなかったのでSARAも気がつきませんでした。
再度入れなおし麻酔投与。
……痛みが全くなくなり幸せ~!!!!
だったのですが、今度は効き過ぎてしまい足を動かせなくなる。再びプチパニック!
助産師さんを呼びつけ「足が動かない」と喚き散らす。笑
やむを得ず車椅子で分娩台へ移動。自力では台に上がれずお姫様抱っこ。
痛みはないけど歩けない。なのでちょっとの距離の移動も車椅子に。また分娩台は高さがありまして…もちろん自力では登れず夫のお姫様抱っこで乗せていただきました笑
午後5時5分 第一子もち子 誕生
分娩台に上がったのが午後4時半だったのでかなりのスピード出産だったかもしれません。先生や助産師さんと話をしつつ時々「頭は見えてますか?」とか質問したりしました。
微弱陣痛は長かったですが本当無事に生まれてくれてありがとう!!!

以上、ここまでお読みくださり本当にありがとうございました。もち子の誕生秘話でした笑
結構大変なこともありましたが、結果とても納得の行くいいお産が出来たと思ってます。
さいごに
いかがでしたか?
少しでもプレママさん(そうじゃない方にも!)の参考になったら嬉しいです♪無痛分娩ってなんとなく「ラクしてる」とか思われてしまったり、痛みを経験してこそ真の母親説や、お腹を痛めて生まないと愛情がわかないとか…
まぁー!ネガティブなワードが耳に入ることあるんですよね。
でもね。安心してください。
無痛でもそれなりに結構痛いし、愛情は底なし沼です。(SARAの場合)
よく検討してお産に挑んでくださいね♪
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