高齢者ドライバーの事故件数
高齢者ドライバーの事故が目立つこのごろ。
最近でも、豊島区で起きた高齢者ドライバーによる事故により幼い子供とその母親が亡くなるという悲しい事件がありましたね。
この事件について、ブロガー・ユーチューバーとしても有名なイケハヤさんも苦言を呈しています。
炎上覚悟でいいますが、高齢者は全員、免許剥奪でいいんじゃないですか?
赤信号に突っ込んできて、子どもが亡くなるって事故、ホント増えてますよね。差別とか言ってる場合じゃない。85歳を超えたら、原則、免許剥奪しないと、不幸な事故は一生なくならない。この提案、みなさんどう思いますか?
— イケハヤ社長@ホワイト企業作り (@IHayato) April 26, 2019
こういったインフルエンサーの方たちだけではなく一般の人のツイートでもちらほらと「高齢者ドライバー」に対して厳しい意見が見受けられます。
池袋母子死亡事故が胸糞悪過ぎます…
仕事で毎日車運転していますが、おいおいおい!っていうような運転している高齢者ドライバーよく見かけます…
誰もが加害者にも被害者にもならない為にも高齢者の免許証返納の義務化、切望します。 pic.twitter.com/x3eyze9NK2— Toshi (@RTpp5xzzUtzjAKI) April 27, 2019
75歳以上のドライバーが起こした死亡事故件数は75歳未満のドライバーと比較して2倍以上になることが分かります。
(免許人口10万人あたり)

実は!!75歳以上のドライバーによる死亡事故件数は10年間ほぼ横ばいなんです!
しかし、年齢を問わない全体の死亡事故件数に対して75歳以上のドライバーによる割合は上昇しているんですね…。
平成28年には事故全体の13.5パーセントが高齢者ドライバーによる事故ということに。

最近メディアで高齢者ドライバーの事故が取り扱われるから、爆発的に増えた印象を持っていたけど…。
件数自体はそこまで増えていないんだね。
うーん。でも、事故全体に占める高齢者の割合はやっぱり増えているのかぁ!
ってことは…。じわじわ増えてきている感じかなぁ。
高齢者ドライバーの事故原因
高齢者ドライバーによる事故を誘発する原因としては下記の理由があげられます。
- 視力の低下により周囲の状況が読めず判断を誤ってしまう。
- 反射神経が鈍くなり、とっさの対応が出来なくなったり遅れる
- 身体的な衰えから運転の操作が的確に出来なくなる。
- 運転暦が長年になると「慣れ」から、自己中心的な運転になったり自己判断をしすぎる。
高齢者ドライバーの事故対策
事故を防ぐにはどのような対処をすればよいのか?調べてみました。
運転免許更新時の「高齢者講習」の受講を徹底
70歳以上の方は運転免許更新の際に「高齢者講習」の受講が義務づけられています。
さらに75歳以上の方は高齢者講習の前に、「講習予備検査(認知機能)」も義務づけられています。
これは必ず受講するよう徹底したほうがよさそうですね。
基本に立ち返った運転をする
どうしても「慣れ」から油断をするようになりがちですよね。
早めのライト点灯や、法廷速度を守るなど運転の基本に立ち返りましょう。
家族や周りのアドバイスを受け入れる
家族や周囲の人がドライバーの運転に危険を感じた場合は免許の自主返納も選択肢にいれておく必要があります。
客観的に見て「危険」と判断された場合は、素直に応じたほうがよさそうですね。
高齢者ドライバーの事故件数は?対策や原因を調べてみた!まとめ
今回、高齢者ドライバーについて調べてみましたが年齢に関わらず運転するときは慎重になったほうがよいですね。

信号を守っていても、横断歩道を渡っていてもいつ事故に巻き込まれるか分からない。
こうなったら歩行者も一歩踏み出す前にドライバーに注意を払ったほうがいいのかなぁ。
自分の両親が運転する時も、見守りつつ危険がないか注意していく必要がありますね。