結婚式に招待されたけど…返信の際に「寿消し」というマナーがあるのをご存知ですか?
また、返信を出すときに相手が連名になっている時、「様」でいいんだっけ…?
そんな素朴な疑問にお答えします♪
▲▽目次▽▲
結婚式の招待状返信の寿消しって何?
招待状の返信マナーって、意外と難しいんですよね…!

まずは招待状のはがきを見てみましょう。

▽▽どの招待状にも記載がある項目▽▽
- 出席の可否
- 住所
- 電話番号
- 新郎新婦へのメッセージ

縦書きだったり、横書きだったりするけどだいたいこんな感じだよね!!
「寿消し」とは、招待状の返信に書かれている「御」の字を「寿」の字で消すことを指します。
御の字を「寿」という文字で消すことで、新郎新婦の「出席していただけませんか?」という丁寧な表現に、
「ぜひ出席させてください」とこちらからお願いするような表現に変換することが出来ます。
そして「黒」は喪を表すことが多いため、おめでたい「赤色」「朱色」で寿消しをするのがマナーとなっています。

確かに…。「ご出席します」ってなんか変ですね。
「出席させていただきます」という表現のが美しいし、自然!
▽▽寿消しをした招待状の返信はこんな感じ▽▽

寿消しのポイント
- 赤い色で書く
- 「御」の文字の上に書く
さらに「慶んで出席させていただきます」と追記するのが一般マナーです。
お祝い事のときは「喜んで」ではなく「慶んで」という漢字になります。
これは「慶」という漢字に、縁起が良い・幸いの意味があるためと言われています。
二重線で消すのはマナー違反?

二重線で消すと「打ち消す」「別れる」などマイナスなイメージがあるため祝い事では避けられています。
とはいえ、「御」の字を消すだけでもとっても丁寧な返信の方法になるので、そこまで気にしなくてOKです。
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結婚式の招待状の返信が連名の時は様でいいの?

返信のあて先が新郎新婦の名前が連名で連なっているとき、ありませんか??
そんなときはまず、「行」を二重線で消します。
そして、一人ずつ「様」を付けましょう。
▽見本▽
![]()
引用:GoGoWedding
これは赤文字でなくても大丈夫!
さらに、二重線ではなく上記の「寿消し」でももちろんOK!
新郎新婦のお名前に「寿」が入っていた場合
もしも新郎新婦のお名前に「寿」という漢字が入っていたら、宛名の寿消しは控えましょう。

結婚式の招待状返信でオシャレに寿消しする方法!
マナーもとっても大切ですが、この時代「映え」のほうが重視されているかも??
もしも親しい間柄であればこんな方法も試してみると喜ばれるかも!
イラストで寿消し
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刺繍で寿消し
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シールで寿消し
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結婚式の招待状返信の寿消しって何?連名の時は様でいいの?正しいマナーはこれ!まとめ
寿消しって最初はとってもびっくりしませんか??

私も自分が結婚式を挙げた時、友人が「寿消し」して返信を出してくれたのですが。
見たときは「なんじゃこりゃ?!」と思いました笑
でもこういったマナーは知っておいたほうがいいですね。
結婚式の招待状の返信を出すときは、寿消ししてみてくださいね。